FC2ブログ
サクラノタヨリ
県政や県議会で感じたことを書いています

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マニフェストの真髄

先日、マニフェストの生みの親とも言われる元三重県知事
(現早稲田大学大学院教授)の北川正恭氏を招いて、ふじのくに県議会
主催の勉強会が開催されました。講演内容は以下の通りです。


<議会と首長との関係>
・議会は首長が提案する案件の決定権者。追認機関ではない。
・二元代表制の一翼を担うプライドを持て。議会は民意の反映である。
・全国アンケートで「議会はいらない」という有権者が8割。本当に議会は
 いらないのか?二元代表制である以上不可欠。ではなぜそのような
 アンケート結果になるのか? 追認機関になっているところが多いから。


<マニフェストの真髄>
・マニフェストは有権者(県民)との約束。マニフェストを見て投票した人に
 対し、結果をきちんと報告することが大事。行政はPDCAサイクルを回す。
  議員も同じように回すこと。
・公約を守れない場合は落選するという緊張感を持つこと。 民主党下野は
 よい例。


<優れたマニフェスト>
・「自分はこう考えるが皆さんはどうか?」と投げかける。有権者個人の考え
 と合致する場合は実現させようという同じ思いが生まれる。共に実現して
 行こうというスタンスになる。


<次期統一地方選挙に向けて>
・ネット選挙解禁後初めての統一選。徹底的にネットツールを使おう。会派
 として個人として情報発信を強化しなさい。動画が効果的。
・次の任期で作る、これから実現したい条例案をマニフェストに盛り込む。
 自民党横浜市議団 は「8本の条例を作る」をマニフェストに入れ進捗を常に
 報告している。会派活動としてすばらしい例。
・政策が実現できたらさらに高みを目指す、このサイクルは議員の政策立案
 力を高める。
・議会事務局や議会の改革も入れよう。
・地元課題の実現と県政全体の政策立案、ウエイトバランスが重要。地元
 課題だけ一生懸命やってもだめ。
・「お願い」から「約束」へ。 議会が変われば日本が、静岡が変わる。
(講演内容を私なりにメモし、要旨として記載しました)


北川氏は県議会議員、知事、衆議院議員と、主だった政治家としての
立場を経験されています。特に県議会と知事を両方経験されているので、
事実や経験に基づいた言葉には説得力がありました。


共感できたのは「次期任期で取り組む条例案をマニフェストに盛り込む」と
「政策に共感して頂き、有権者にも実現に向けて共に行動してもらう」、
「お願いから約束へ」などなど。


現在、2015春に向けて会派だけでなく個人としてもマニフェストを検討中。
大変参考になる勉強会でした。


スポンサーサイト

再生可能エネルギーのこれから

この前の視察報告の続きです。今回は中部国際空港近くにある「あいち
臨空新エネルギーパーク」の紹介です。


看板 集合



こちらは愛・地球博で展示した環境関係の資材をそのまま活用し、今後
のエネルギー源を研究している施設で、愛知県が無償で土地を提供し、
環境産業企業がデータ取りなどをしています。


小型風力発電。羽のサイズ2mが最も発電に効果的だそうで、太陽光発電
とのセットで、住宅用の発電が賄えることが期待されます。
fuusya


縦型で両面で発電する太陽光パネル。雪国などで活躍しそうですが、まだ
一般家庭で購入できる金額ではないとか。再生エネルギーはコストがかかり
ます。
23


こちらは太陽光パネルの研究事例。左はパネルが熱くならないように(熱く
なると発電効率が落ちます)、保水セラミックスで冷やしている様子。
右は逆に裏から熱してみて、どれだけ効率が落ちるか実験していました。
24 25


自動追尾型の太陽光発電レンズ。レンズを通して太陽の光を集めると黒いところ
が燃え出すという現象を利用し、多くのレンズを並べて光を集めて発電すると
いう優れもの。さらに太陽を常に正面に受けるよう、自動追尾しています。
26


未来の発電方法について学ぶよい機会となりました。本県にもこのうちの数社
でよいから、進出してもらい、実験などをしてもらえるとうれしいのですが。
愛知県は環境先進県という称号を得ている気がしました。静岡県はまだまだ
甘いです。

視察報告2件(会派)

11月7,8日で愛知県と三重県に視察に行ってきました。愛知県は新エネ
を中心とした内容、三重県は議会改革に関して。


写真は中部電力武豊火力発電所内のメガソーラー発電。発電出力は7,500KW
で、1年間の発電量は730万kw/h。ちなみに対岸にある碧南火力発電所は
8時間で800万kw/h、浜岡原発5号機では6時間で830万kw/hだそうです。桁が
1年か数時間か。太陽光発電はクリーンで安全な発電方法ですが、安定して
私たちの生活と経済活動を支えるに足りる発電量になるまでは、まだまだ時間が
かかります。


2 taketoyo


昭和47年稼働の武豊火力発電所の全景。40年経過した2号機は人間でいえば
米寿(88歳)か卒寿(90歳)くらいで、中部電力の最後の砦だそうです。

3 4 5


写真はオペレーションルーム。発電所のオペレーションルームで記念撮影など
あり得ない話ですが、こちらは大丈夫だそうです。すでに40年以上経過した
レトロな装置を盗み見して何かに活用しようとする輩はいないそうです。


車でたとえれば、原発や最新火力発電機はオートマチック車で、この発電機
はマニュアル車。エンジンルーム内も簡潔だけど、ベテラン運転員でないと
運転操作ができないとのこと。2号機専門の運転員が定年退職すると、はい
おしまいという具合です。

6


火力発電も原発も化石燃料で動かします。その化石燃料は長くて石炭が後
100年で枯渇すると言われています。自然エネルギーへのシフトは不可欠
ですが、火力発電所はCO2を放出するし、燃料となる原油やLPGガスが
高いので電気代が跳ね上がります。一方原発は福島第一の事故以降、安全性
の絶対確保が不可欠です。


そこで水力や再生エネルギーの出番となる訳ですが、この方法ではとても
今の社会生活は維持できません。すべての国民が高度成長期前の生活に
戻ってもよい、さらにこのままずっと続けてよいというのであれば、火力
発電も原発もいらないでしょう。現実的な話ではありません。


再生可能エネルギーの発電効率が上がるまで、私たちは省エネに一層取り組む
とともに、将来の子供たちが安心して暮らせるエネルギー政策に真剣に取り
組む必要を感じました。




6月定例会の報告活動

6月定例会後の会派主催の東部地区街頭活動は8月6,7,8日に開催しました。
私は8月6日と8日の参加し、特に8日は初めて伊豆半島を一周(熱海市→伊東市
→下田市→西伊豆町→伊豆市修善寺)しました。今回はドライバーさんがいたので
乗車と街頭地区での訴えでしたが、なにせ伊豆半島の南伊豆町まで行ってから
北上したので、街宣車の乗るだけでも結構疲れました。


写真は6日の分です。(小山町→御殿場市→裾野市→富士市→富士宮市)


御殿場駅前
御殿場駅


裾野ベルシティー前
裾野


富士宮浅間大社前
富士宮 富士宮2


今回私が報告した内容は
(1)議員発議条例の進捗状況
(2)総務委員会での質疑
  ・個人県民税徴収率ワースト1からの脱却
  ・士民事業仕訳けの仕分け人と該当事業の選定方法
  ・富士山噴火連絡協議会の位置づけ
  ・浜岡原発使用済み核燃料の保管方法に対する県から事業者へ要請 等


この街頭活動もようやく定着してきました。何事も続けることが大事です。

シカ対策にオオカミの復活は効果的か?

同僚の鈴木県議の紹介で「ドイツに見るオオカミとの共生-復活オオカミで
シカをコントロール-」というシンポジウムに参加してきました。


司会を行った鈴木県議
鈴木議員


講演者
講師団 表題


私も2月定例会で質問しましたが、現在静岡県だけでなくどの道府県でも
シカやイノシシによる農林作物の被害が甚大であり、自然界の適正頭数以上
生息している現状を鑑み、日本オオカミ協会では


1.絶滅種オオカミの再導入による復活
2.ハンターの自治体雇用による常勤体制化
3.シカやイノシシなどに対する広域的侵入防止策(壁)の建設


を提言しています。


今回は特に1.のオオカミ再導入についてドイツの成功例をもとにシンポジ
ウムが開催されたわけです。


かつて日本の林野にはニホンオオカミが生息し、生態系の頂点にいることで
シカやイノシシなども適正な頭数が維持されていたといわれています。


明治になって牧畜が盛んになると、オオカミは害獣となり、駆除の対象に
なったそうで、日本では絶滅してしまいました。


ドイツでも同様の歴史があったようですが、ヨーロッパオオカミを復活させた
ところ、人間との共生が実現されたとのこと。シカが天敵の存在を認識し、
繁殖能力が衰えただけでなく、農作物のある人間の生活圏を侵入しなくなった
とのこと。


日本でもドイツにならってオオカミの導入を!と提唱されていましたが、
国として、そして国内のすべての自治体と国民の理解がないと難しい課題で
あると感じました。


なぜなら、オオカミの移動距離は400kmをはるかに超えるそうで、陸続きなら
どこにも現れるから。また、例は少ないようですが、やはり人間を襲ったり
家畜を襲う事例もあるからです。


ハンターの数が少なくなってきている現状を考えると、オオカミの導入は一つ
の策ではあると思いますが、地道な理解活動が必要だと思いました。

カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

プロフィール

桜町宏毅

Author:桜町宏毅
静岡県議会議員
1965年9月6日生まれ
A型

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。