サクラノタヨリ
県政や県議会で感じたことを書いています

NPOとの協働

11月17日(月)グランシップにおいて「NPO活動推進自治体フォーラム静岡大会」
が開催され参加しました。NPO法が施行されて10年。記念大会です。


正直なところ私もNPOの活動の認識はあまりありませんでしたが、大会を通じて
わかったことを1つ紹介します。それは「『公』の仕事をすべて『官』がやる時代で
なくなった」ということ。


パネルディスカッションには石川静岡県知事と千葉県の堂本知事、そして愛知、
東京の3つのNPO法人の代表者が参加。行政側とNPO側から事例紹介と貴重な
提言がありました。


千葉県の堂本知事はNPO活動推進者です。彼女が発表した事例が印象的でした
ので紹介します。


小学校3年生の女の子が知事に「近所の公園は私たちの手で作らせて。」と訴えた
そうです。(小学生の生の声を聞く機会を設ける堂本知事にも敬服しました!)


県有地に公園を作る場合は県が仕様を決め業者に発注し、管理は地元に委託する
ことが一般的です。この子の地元では市役所とNPO、父兄会が協働で仕様を決めて
四季折々の花があふれるすばらしい公園を作ったそうです。


県も含め地方自治体は財政難です。「市のことはすべて市役所」では住民が満足
するサービスは提供できなくなっています。限られた原資を有効に使うため、公共
サービスは型にはまった行政側の一方的なものでなく、現場の知恵をフルに活用した
「住民参加型」にすべきです。


その際に活躍するのがNPO。NPO団体は地元活動を通じて「現場」を熟知しています
ので住民の意思が反映されやすくなります。


魅力ある地域づくりのためには行政だけでなく住民側の意識改革も必要です。
ボランティア活動や地域奉仕活動など、地元のために一人ひとりができることから始め
てみませんか。
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日本という国の強み


今日は勤労感謝の日。富士市主催の「富士市功労者表彰」が行われました。
美容師さんや大工さん、塗装業の方、木枠製造の方、自動車整備工の方など。
30年以上の永きにわたって富士市の産業発展に貢献された皆さんが表彰
されました。受賞された皆様、おめでとうございます。


富士市は産業の街です。紙パルプを中心に自動車や電機などの産業が集積
しており、ものづくりの街です。


一方で本日表彰された皆さんのように、富士市の産業の根底を支えている方
によって成り立っている自治体とも言えます。


今アメリカは金融危機を迎えています。10年前のアメリカはビック3を中心に
ものづくりの国でした。物を造ってそれを売って外貨を稼いで国を発展させてきました。
しかしその後はあまり苦労もせずに国が豊かになる方策として金融に走りました。


確かに経済が右肩上がりのときは金融は最も効率的に国民を豊かにしてくれる
術であったと思います。


しかしここにきて金融神話がもろくも崩れました。アメリカ経済が危機的状況になる
と長い間アメリカ依存型の経済構造体質であった日本にもその余波が訪れ、100年
にあるかないかの経済危機が訪れたのです。


日本経済は今どん底にあると言われています。年末には多くの企業が倒産すると
ある企業の社長はおっしゃっていました。


しかし日本の強みは「ものづくり」。日本の経済を支えているのが中小企業であり、
「マネー」という形が見えないものを追いかけて失敗するよりも、地道に努力して形ある
ものを創出する強みが日本にはあるのです。


本日表彰された方々は富士市はもとより日本の屋台骨を支えて下さる方々です。
このような方々が働きやすい環境を提供するのが政治の責任です。政治が責任を
果たすため、現場の実態にあった政策を愚直に続けていかなくてはならないのに、
今の政治はどうでしょうか?机上で書類を見ながら大事な方針を決めていないか!


政治の舞台は現場にあると思います。「現場第一主義!」この方針を貫いていきたい
とあらためて感じた表彰式でした。

飲酒運転撲滅のために

土曜日は忙しい1日となりました。


朝早くに伊豆の国市の旅館に伺い、支援頂いている組合のOB会総会にて挨拶、
その後三島市で民主党5区議員団会議。富士に戻って支援者が出展されている
生け花の展示会にお邪魔して、午後からは静岡で開催されたジヤトコ労組の常任
執行委員会に出席・・・。ハードなスケジュールでした。


生け花の展示会はロゼシアターで開催されましたので車で参加。駐車場に停めた
ところ見た事のある方々が・・・。いつもお世話になっている代行さんのドライバー
さんでした。


「今日は何の集まりですか?」
「飲酒運転撲滅のためのセミナーをわが社にて主催しております。ぜひ桜町さんも
参加してください。」


生け花の展示会を観賞後ロゼの4階へ。ちょうど富士警察署の担当者が管内に
おける事故の実態を紹介しておられました。


そのとき司会の方が私のもとへ。「ご挨拶を頂きたいのですが?」
「いやぁ私は知り合いのドライバーさんから話をもらったので聴講者として参加しま
した。挨拶なんて他の方々にご迷惑になるので遠慮します。」
「ぜひ、県議会での取り組みなどを紹介してください。」


で、こちらの写真ということに・・・。

飲酒運転セミナー


昨年1年間文教警察委員会に所属しておりましたので、委員会で論議されたこと
などを思い起こしながら数分間話をしました。


飲酒運転事故。なくならないですね。大阪で被害者を3km引きずって死亡させた事故
も飲酒運転、さらに最近でも同じ大阪でしたか今度は新聞配達の少年をはねて5km
も引きずった極悪人も「飲酒運転がばれるのが怖かったから。」
勤勉な少年の将来を無にした行為、絶対に許されません。厳罰に処すべきです。
自分の欲望に負けて人を殺めた人間にはそれなりの罪をつぐなってもらわなければ
なりません。


私からは「本当にお酒の強い人はお酒を飲んでも理性を忘れず、きちんと家まで無事に
帰れる人。過去の成功体験や『自分は大丈夫』という甘い考えが自分や家族や被害者
の人生を狂わすことになる。社会人の最低限のマナーとして飲酒運転は絶対にやっては
ならない。ご自身はもちろんのこと、同僚や仲間に対しても啓発していきましょう。」
とお話しました。


カーメーカーもアルコールを検知するとエンジンがかからない車を開発中と聞いており
ますが、まずはハンドルを握るドライバーの自覚が不可欠です。この世から飲酒運転
がなくなるよう、議員の立場でも啓蒙活動に取り組みます!


しかし、突然の挨拶依頼には参りました・・・。でも何とかなったのは1年8ヶ月の経験で
しょうか。

先生方の窮状を聞く


小中学校の先生方の労働組合「静教組」。執行部が学校を訪問され、先生方
(組合員)から県または市への要望を聞く企画を毎年実施されております。
私も県への要望を伺うため昨年から参加させて頂いております。

学校訪問

昨年は市内の小学校を、今年は中学校を訪問する計画で、私も3校訪問します。


昨年もそうでしたが、先生方から出てくる要望は「指導以外の仕事が多すぎる」、
「絶対的に教員不足で一人当たりの教員にかかる負担が大きすぎる」など、先生方の
働く環境整備に対する内容がほとんどです。


正規教員の定数は国が決めており、静岡県で全体の定数増加はできない仕組みに
なっています(支援員などの非正規教員は県や市で決定できます)。


特に今年伺っている中学校では半ば強制的に部活の顧問を命ぜられ、授業のあと
部活指導を行い、生徒が下校した後明日の授業の準備や生徒指導に関わる
書類整理など、遅い方は21時以降も学校にいるそうです。そして翌朝は生徒が登校する
前(6時半頃)までには登校し、土日は部活動で拘束される・・・といった毎日だそうです。
休みも取れず心身ともに疲れ、病気になる仲間が多いとも聞かされました。

昨晩は長い一日でした

お騒がせしております「空港の立ち木問題」。県議会は11月6日に臨時議会を開催し、
滑走路を2,200mに短縮して暫定的に運用するための追加工事費1.1億円の支出につい
て賛成多数で可決しました。私も複雑な心境を抱えながら平成21の会派としての組織
決定を尊重し、賛成の立場で起立しました。


臨時議会の会期は1日。終了時刻は22時40分。議員になって最も遅い採決時間です。
11時間以上拘束されていたことになります。


新聞報道にもあるように、知事から提案された本議題に対し自民党と我が平成21、
公明党、会派に属さない議員1名が賛成、民主党無所属クラブと共産党、会派に属さ
ない議員1名が反対の立場となりました。


本議題の概要は11月5日の私のブログをご参照下さい。 11月5日のブログ


採決に先立ち、討論が行われました。賛成派、反対派それぞれの主張は次の通りです。

県の姿勢が試されます

いよいよ明日、空港の立ち木問題を審議する臨時議会が開催されます。


会期は1日。議題は滑走路短縮に伴う航空灯火と滑走路標識等の追加工事に伴う
補正予算(1.1億円)を了承するか否かです。


各会派(無所属は各議員)による代表質問終了後、常任委員会(企画空港・総務)が
その日のうちに開催され、委員長報告の後討論を行い採決という段取り。終了予定
時間は22時05分とのこと。長い一日になりそうです。


そもそもこれだけ重要な議題に対して会期が1日では十分とは言えません。できるだけ
早いうちに補正予算を通し、滑走路短縮に伴う追加工事を行いたいという当局の要望
を踏まえた会期設定であると思われます。


正直申し上げて私たち県議会議員は新聞報道以上の詳細を聞かされていません。
何が真実で県の今までの言動が正しかったのかは明日の臨時議会で明らかになる
ことでしょう。


本当に3月開港はできないのでしょうか。地権者は県の姿勢次第では伐採にも応じる
と報道されています。滑走路短縮ありきで事を進めようとしている県の姿勢には疑問を
感じます。


追加工事にも税金が投入されますし、もし永続的に2,200m滑走路空港となれば国から
交付金の返還(数十億と言われています)も求められます。これも県民の税金が充当
されるのです。


県の誠意ある対応によって事態が良い方向に急転することも可能と言われています。
県民の県および県議会に対する不信感が増幅している今、地権者への誠意ある対応
を何よりも優先させ、当初予定通りの3月開港に全精力をつぎ込むべきと考えます。


採決は今まで経験した中でも最も重要な場面になると思われます。74人のうちの1人
でありますが、会派の一員でもありますので会派決定には従いますが、会派内の活発な
論議結果をもって慎重に判断したいと思います。


今こそ「会派平成21」の存在感を示す時と思います。会派ホームページのトップには
「県民本位の議会運営を目指す政策集団」と書かれているのですから。


平成21ホームページのアドレス


明日の静岡県議会にぜひご注目ください。

新富士市の誕生

11月1日。富士市と富士川町が正式に合併しました。

新富士市誕生式典

新しい富士市は26万都市となり、浜松市、静岡市についで県内3番目の大都市と
なりました。

写真は坪内前富士川町長。合併にあたっての功績が認められ、総務大臣より表彰状
が授与されました。

坪内町長


ところで、最初の写真にご注目。ちょっと切れていますが看板には「富士市合併祈念
式典」と記載されています。


もちろん富士市主催の式典であるため、富士市中心の表題であってもおかしくないの
ですが、せっかく富士川町と合併して新しい富士市が誕生したんだから「新富士市
誕生記念式典」という表題の方が適していたのではないかと感じました。


また式典には坪内前町長の挨拶はなし。合併に至るまでの苦労話などを聞きた
かったのは私だけではないと思います。ちょっと残念な気がました。


式典の後には富士市と旧富士川町の中高生による記念演奏会が行われました。
これからの富士市の主役である子どもたち中心の演奏会が挙行されたことは富士市
の新しい門出を祝うにふさわしい演奏会であり感動しました。


演奏してくれた子どもたちのためにも、私は県議の立場で明るい未来を感じられる
富士市にとなるよう努力していかなくてはならないと決意を新たにした1日でした。

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プロフィール

桜町宏毅

Author:桜町宏毅
静岡県議会議員
1965年9月6日生まれ
A型

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