サクラノタヨリ
県政や県議会で感じたことを書いています

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12月定例会開会日

本日より12月21日まで12月定例会が行われます。


まず変化があったのが議席です。今まで第2会派であった私たちは議場の
ほぼ中央に期数に応じて議席が割り当てられておりましたが、本日より
自民党が長い間陣取っていた演壇から傍聴席を見て右側に席が移りました。


中央付近には「自民党改革会議」のメンバーが座ります。自民党が分裂した
象徴ともいえる変化です。


さて、12月定例会の目玉は公務員の給与引き下げ条例案と富士山の日制定条例
案です。前者は本日先決事項として審議され、共産党が反対をしましたが、賛成
多数で可決されました。民間の賃金が下がっているのに、公務員が現状のまま
では県民から理解されるはずがありません。景気が悪いことによる苦しさは
皆で分かち合うべきであり、可決は当然と思います。


富士山の日は毎年2月23日(フ・ジ・サン)をその日にあて、静岡県の宝である
冨士山を県民総意で称え、思いを馳せる日にしたいという知事の強い希望から
今議会で提案されました。


なぜ2月23日なのか、という点から論議がされると思われます。2月の冨士山は
頂に雪を冠し、象徴的な姿になること、そして2・2・3(フジサン)という語呂合わせ
という意味合いがあるとのことですが、「冬場だから富士山に関わる活動が
できない」という意見もあるそうです。


今議会のもう一つの目玉、富士山条例。しっかりと論議していきます。
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同じ立場の人たちとの交流


富士社会教育センター主催の「政治専科」第7期の2回目を受講してきました。


seijisennka


今回のテーマは予算書と決算書それぞれの見分け方について。大多数の受講者は
市議町議。市議会町議会の決算書・予算書をベースに話されていましたので、参考に
なる点は少なかったと思いますが、財政力指数や公債比率、経常収支比率などの
財政指標は同じなので勉強になりました。


幸い決算特別委員会を受けていたのでよかったのですが、いきなり財政用語を並び
立てられても対応できない状況でした。


1年生議員が多い中、予算書や決算書の見方を学ぶことも大事ですが、議員同士の
日ごろの悩みについて語り合うひと時も貴重な時間です。この研修に参加するもう一つ
の理由になっていますね。


翌朝は研修室での座禅。精神を落ち着かせ、常に平常心で物事に当たることも
議員に求められる資質とのこと。40分程度座禅を組みましたが、心が落ち着くよい
機会となりました。


sena2


要望の精査力が問われる

11月25日~26日まで東京の京王プラザホテルで「民主党地方自治体議員フォーラム」が開催され、静岡県連から8名の民主党所属議員が参加しました。


フォーラム全国研修


主催は民主党組織委員会。委員長はご存じ細野豪志さんです。党を代表して挨拶と
答弁をされておりました。党の顔として地方議員との窓口役という大役をそつなく
こなしており、能力の高い人だなと感心しておりました。このようなポジションに座る
ととても地元には帰ってこれません。代議士がいないことを前提に地元の事務所体制
を整える必要性を痛感しました。ちなみに右側の写真は講師で招いた元ヤクルトの
古田敦也氏です。なんと44歳で私と同じ年。政治のことをよく勉強されてました。


fo  furuta


さて本題に入りますが、民主党は地元自治体や各種団体からの要望(前政権下では
陳情)を国会議員を通じて直接官僚につなげることを廃止しました。すべての要望は
県連組織を通し、県連で中身を精査してから幹事長室へ上げるというもの。


地方から上げられた要望は幹事長室でさらにふるいにかけられ、省庁ごとに任命されて
いる副幹事長が政務三役につなげます。幹事長室での取りまとめ責任者は細野氏
です。


この構図でいくと地元県連での精査が重要になります。今まで国会議員の重要な
仕事の一つは「俺が予算を獲ってきたぞ~」というもの。特に自民党国会議員はこの
類が多かった。このやり方だから族議員だの官僚政治だの腐敗が進むわけです。


そこで小沢一郎幹事長は考えた。「国会議員が官僚と直接やり取りすることは禁止。
要望事項はすべて党で取りまとめる。政府イコール党だから党が必要と判断した要望
は政府が責任をもって実現させる。」


この構図では自民党の議員がいくら官僚に個別に要望しても通りませんし、民主党の
議員ですら地元要望を直接官僚につなげることはできないのです。


そこで試されるのが民主党県連の要望精査力。自治体や団体特有の課題について
しっかりと勉強し、もし県連で採用されない(=上に上げない)場合には理由をしっかり
説明しなくてはなりません。


これから県連として要望受付の組織が形成され、私も何らかの役を受けることなります。
今まで選挙くらいしか党務をやってこなかった訳ですが、民主党を名乗る以上県連所属
の議員としての役割も課せられます。議員としての資質を高めるよいチャンスと前向き
に捉え、違った角度から党務に携わりたいと思います。



長かった決算特


11月19日、決算特別委員会が終了しました。10月30日から正味11日間、すべての
部局の20年度決算を18名の県議会議員が確認を致しました。


決算に関する委員会なのでいわゆる所管調査というものは原則質問できませんが、
20年度決算を受けて今後どのように取り組むかという趣旨の質問は可能です。


議員の本懐は質問にあると思っておりますので、私もすべての部局において質問
したいと思っておりましたが、事前調査が十分でなく、パーフェクトは達成できません
でした。


積み上げた高さがゆうに30cmを越す決算書の山から当日の担当部局の決算書を
抜き取り、さらに各部局が作成した「業務棚卸表」なる業務管理表と付け合わせ
ながら質問項目を決定していく作業は大変なことです。これが11日間続いた訳ですが、
質問の中身は第3者が評価してくださるとして、よく11日間できたなと思っています。


決算特の流れはまず担当部局の責任者(部長や局長)が20年度決算の概要と特徴
を説明します。その後、順次質問していくわけですが、18名もいますと一人当たり5問程度
が限界です。


さらにその5問も決算に関することでないと委員長より「所管調査は別の機会でお願い
します。」という指示が飛びますので、質問項目の選定は慎重になります。


それでも事前にデータをもらい、不用額の多さやコメントに記された具体的成果、前年度
決算との比較、業務棚卸表にある目標値との乖離等々、県民から預かった税金の使途
のチェックマンという意識で奮闘したつもりです。


過去3年間所属した常任委員会(文教警察・県民・産業)に該当する部の事業はある程度
わかっているので質問点を抽出しやすかったのですが、他の部局はそもそもの事業自体
の勉強から始めなくてはならず大変でしたが、本当に県政全体を勉強できるよい機会と
なりました。これを契機に県政事業の深堀りを進めていきます。

議会運営の行く末


11月19日、県庁本館の特別会議室の前は多くの県内マスコミの記者やクルーが集まり、
会議の進行を注視していました。


ご存じの通り自民党県議団の分裂劇です。結果として18名が政策会議という別組織を
作って自民党県議団から分かれるというものです。


最大会派であった自民党が分裂したことにより、議会運営は様変わりします。石川知事
時代、マスコミに「静岡県議会は1名を除きオール与党」と揶揄されてきました。川勝知事
になって自民党からは「是々非々で対応」というコメントが出された通り、与党と野党の
区分けが明確になってきました。


12月定例会以降、自民党政策会議のメンバーがどのような対応をするのか未定ですが、
私たちの会派平成21は川勝知事を支え、マニフェストの実現に向けて協力をしていくこと
に変わりはありません。


会派を構成するのは知事提案、あるいは議員提案の政策が実現しやすいように数を得る
ためであり、会派活動の本筋は県民の幸せに貢献できる政策を勉強し、執行部に提案
することにあります。


現在副政調会長を仰せつかっていますので、他人の家のごたごたに興味を抱くよりも
自らの会派の政策立案・提言能力の向上のための仕掛けをしていきたいと思っています。

恩師とのお別れ会

今日は市内での行事参加を失礼して東京に行って来ました。大学時代に大変
お世話になった恩師が9月に逝去され、お世話になった方々が本日一同に集まり、
先生とのお別れを惜しむ会が開かれたためです。


大学4年生のとき、教員採用試験に落ちた私に日産自動車を紹介して下さったのが
恩師である山本武彦先生です。先生は学生に大変厳しい方でしたが、本当に面倒見
がよく、世間を知らない学生が社会人になっても一人前にやっていけるよう、ご指導
下さった方で、私も学生時代によく怒られましたが、OB会などでお会いすると「元気に
やってるか」と声をかけて頂いたものです。私が今あるのも山本先生のおかげである
と言っても過言ではありません。謹んでご冥福をお祈りいたします。


本日のお別れの会にはOBの皆さんが全国各地から多数詰めかけ、思い出話に花が
咲きました。久しぶりに再会した先輩や同期、後輩とも昔話をすることができ、学生
時代を懐かしく振り返る一日となりました。


再会を機に皆で集まろうということになりました。何年経っても一緒に過ごした仲間との
友情は続くものです。「ご縁」というものを大切に、これからも過ごして行きたいと思った
帰り道でした。

総務部の決算チェック


本日は決算特別委員会の4日目。総務部の決算をチェックする日です。
午後一番目の委員として質問をしました。


(1)県の財務指標である「経常収支比率90%以下」が未達であるが、達成のための
  方策は?
(注釈)
 経常収支比率とは使い道が確定している予算比率のことで、予算の弾力性を
 示しています。法律や条例で使い道とその額が決められてしまうと県として戦略的
 な投資ができなくなりますが、本県の場合は使い道が決まっている率は93.8%
 (20年度決算)。戦略的経費はわずか6.2%しかありません。
 税収の落ち込みや基金取り崩し額が限界に来ていることなどの理由から、目標で
 ある90%以下にすることは困難な状況です。

(2)20年度発足した「しずおか税滞納整理機構」の成果と今後の取り組みは?
(注釈)
 個人県民税(自動車税や不動産取得税等)のうち回収ができていない未収額を
 回収するため20年度に県が市町と連携して立ち上げた回収機構。実際の回収や
 回収約束の取り付けを主な業務としています。

(3)県の福利厚生施設である「もくせい会館」の稼働率向上策は?
(注釈)
 県職員の研修や福利厚生を目的としたもくせい会館の宿泊率は36%、会議室
 利用率は68%となっていますが、維持費は7,000万程度かかっています。民間へ 
 積極的に貸し出すなどの工夫により県民負担率を下げる必要性があり質問し
 ました。

(4)県ホームページ製作費用と年間アクセス件数(5,660万件)の評価は?
(注釈)
 県民意識調査では18.8%の県民しか県のホームページにアクセスしていません。
 18.8%の県民だけのべで5,660万件もアクセスしていると言えます。
 一方で県当局に対して「県民への周知策は?」と聞くと大抵が「ホームページにて
 PRしている」と応えます。もっと多くの県民にアクセスしてもらう必要があり、これは
 企画局広報部にて確認することになりますが、アクセスしても利用しやすいホーム
 ページであって欲しいと思い質問しました。

(5)静岡市にある「地震防災センター」の機能を広く県民に利用してもらう策は?
(注釈)
 静岡県地震防災センター は県民に対し防災意識を高めて
 もらうための機能を有し、県内の防災関係者や町内会、婦人会、社会科見学等で
 多くの県民が訪れていますが、個人で訪問し防災意識を学ぶケースは少ないのが
 実態です。そこで移動式の簡易防災体験施設(地震体験車など)をフル稼働させ、
 「待ちの防災教育」から「県民のもとへ出向いての防災教育」にシフトすることで、
 防災教育機能を充実させるべきという主旨で質問しました。


総務部は財政を担当する部署であり、22年度予算立案で連日苦労しているところ
です。職員の努力に敬意を表しますが、税収が予想以上に落ち込む中で県民サービス
の質を落とさないためにも、より一層のムダの排除と未利用財産の売却や滞納税の
回収などによって歳入を増やす努力をしてもらいたいと要望しました。


それにしても決算特別委員会はすべての部局の20年度事業と決算を確認できるので
大変勉強になります。しいて言えばもう少し予習をして厳しい追求をしたいものですが、
時間的余裕がなく、その場しのぎになってしまっています。反省をして事前の決算書
確認に努めたいと思います。


でも・・・桜町少年は数学が大の苦手だったなぁ・・・。つらい毎日が続きます。

事業仕分けの功績


10月30、31、11月1日の3日間、川勝知事の肝いりで事業仕分けが行われ、
私も1日の午後、傍聴させてもらいました。


結果についてはすでに新聞報道でご存知の通りですが、現行どおりと判断された
事業はごくわずかで、県による見直しを求める事業が大半でした。


コーディネーター役を除く5名の仕分け人のうち3名は県民代表、2名は構想日本
から派遣された専門家です。当局から5分程度の説明があった後は専門家が
主導権を握って質問をしていきます。


沼津駅北口に整備される予定のコンベンションセンターに関わる事業については、
「利用見込み人数の積算根拠は?」
「なぜ最大見込みと最小見込みといった幅がないのか?」
「コンベンション施設が県内に多数ある中でなぜ沼津にも新たに作る必要があるのか?」
「県施設として他の県行政機能も統合する考えはないのか?」


・・・矢継ぎ早の質問に当局もたじたじです。既定路線で事業推進を考えていた当局
にとって、今回の事業仕分けは提案する事業そのものの原点に立ち返って見直すこと
ができたという点では必ずプラスになると思います。


最終的な決定権(事業を見直すか止めるか)は知事にありますが、このような民間の
視点で根本から事業を見直すことは大変有意義であったと思います。


事業仕分けを行うにあたり、県議会のチェック機能との整合性が問われています。
私たち議員も本会議場だけでなく、決算特別委員会や通常の常任委員会などで
県が提案する事業の必要性や継続性をチェックしていますが、斬新な視点で提案
される議案を見るという能力は年々衰えてくると思われます。


私たち議員も常に当選したての県民目線で、特に私は民間目線で提案される
予算や決算書を見ていかなくてはなりません。傍聴させてもらい、議員としての
原点に返り、常に納税者である県民の視点で当局提案をチェックすることを再認識
させられた1日でした。

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プロフィール

桜町宏毅

Author:桜町宏毅
静岡県議会議員
1965年9月6日生まれ
A型

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