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サクラノタヨリ
県政や県議会で感じたことを書いています

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お茶の惨状を現場で視察

4月22日に急遽産業委員会が開催されました。主旨は3月末の急激な気温低下
による県内茶産業への影響調査です。


被害にあったのは「早生(わせ)」という3月末に萌芽して4月中旬に摘採
する品種。お茶の新芽は寒さに弱く、0度以下になると凍ってしまい生育
しなくなるそうです。ただ、1番芽がやられても次の2番芽が生育すれば
売れるのですが、今の市場ではできるだけ早く新茶を出すことが求められて
おり、静岡は他県に比べて暖かいので優位であったのに、今回の被害で
出荷時期が遅れるという影響が出てしまいました。


富士市もお茶の産地ですので、産業委員会に先立ち独自に富士農林事務所で
富士市内の被害状況のレクチャーを受けましたが、富士は岩本山などに産地
がありますが、ほとんどが「遅場」といって摘採時期が連休中になるため、
3月末の寒波時にはまだ芽が出ておらず、被害はほとんどなかったそうです。


今回現場視察したのは下の写真の左から磐田市、牧之原市、静岡市葵区内の
茶畑です。

磐田の茶畑  牧之原 被害1  水見色茶畑


ご覧になってわかるように、真ん中の牧之原市の茶畑はまだら模様、左の磐田市
は新芽が出ており、右端の葵区はまだ新芽が出ていません。県内でも場所によって
被害の程度が異なっており、西部と東部は軽度、牧之原、島田を中心とした中部は
重度という評価です。真ん中の牧之原の茶畑の場合、防霜ファンの風があたった
ところは0℃以下にならず被害がなく、当たらないところは新芽が凍ってしまった
とのこと。


牧之原まだら2


上の写真は牧之原の茶畑の一部。左側が南です。このようにかまぼこ型で摘採した
場合、北側の芽が凍り、南は被害がないという状況でした。ほんの数℃の違いで
凍ってしまい、被害に逢う逢わないという結果となりました。自然相手とはいえ、
一番茶で1年分の多くの収入を得る茶農家にとっては大変な痛手です。


牧之原市にある県の施設で行われた臨時の産業委員会で、私からは次の点を質問
いたしました。


(1)志太榛原地域を中心に被害のあった茶農家にとってどの程度の収入減となるか
   県としてシュミレーションしているのか?
(2)被害のあった農家に対しJAが無利子で融資するとしているが、県の融資策は?
(3)今後同じような気象条件になった場合の再発防止策は?
(4)風評被害による茶単価への影響は?(凍霜被害のお茶は品質が悪いという評価で
   単価が下がる傾向にあるそうです)
(5)お茶以外の作物(梅、柿、キウイ、シキミ等)を作っている農家への補償は?


いずれも調査中とのことで、明確な回答はありませんでしたが、県当局に対しては
被害にあった農家を全庁あげて救済する体制づくりを強く要請しました。


今回の臨時産業委員会は現場で現物を見るという委員会の原点に立って行われた
委員会となり、大変よい機会となりました。

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近くて遠い山梨県

4月21日には静岡県議会と山梨県議会との交流団の一人として山中湖村に
行ってきました。(私は知らなかったのですが)静岡県と山梨県は距離的
には近いのですが、議員同士の交流となるとほとんど経験がないそうです。


昨年から富士山の日条例に関する意見交換などで徐々に交流が深まり、今回は
富士山を中心とした観光交流や静岡空港の利活用のお願い等々、いろいろな
目的を含めて静岡県議会側が表敬訪問する形をとりました。


谷口さん


写真は日本政府観光局の谷口さん。「富士山を中心とした国内外観光客の誘致」
という題で講演がありました。海外国内観光客にとって富士山は日本の中で
訪れたい場所の常に上位にあります。静岡県も山梨県も富士山という絶好の観光
資源を活用しない手はない!ということで講演がありました。


講義の中で興味があったのが海外市場の特徴と外国人が日本をどのように思って
いるかという点。


外国人旅行客が感じた日本のよいところ
・親切、礼儀正しい、清潔好き
・日本文化(祭り、茶道、歌舞伎、相撲、神社仏閣、日本庭園)
・自然(四季がある、温泉、田舎の風景)
・宿泊地(旅館、民宿、カプセルから高級ホテルまで)
・交通の便がよい
・安全(治安がよい)


逆に不便・不満足な点
・言葉が通じない
・街中にゴミ箱がない、ベンチがない
・飲食メニューには外国語(せめて英語)併記を
・レストランなどでの禁煙の徹底
・ホテルは狭い割には料金が高い
・ロビーに無料PCが欲しい
・交通網は乗り継ぎがわからない(英語標記がない)
・クレジットカードが使えない(中国は銀レイカード)


なるほど、と思いました。街を歩く中で上記の課題が反映されているか
これからも注意してみてみたいと思います。


さらに国別観光客の特徴も紹介がありました。
<韓国>
ゴルフ好き、温泉、健康志向のツアーが人気
<中国>
1回の旅行でできるだけ多くの観光地を回りたい→かつての日本の団体旅行
ショッピング、帰国後自慢できる観光地回り
<台湾>
自然景観観賞、自然体験ツアーが人気、安い商品が売れる
<香港>
お金の使い出がある日本は人気、女性はショッピング、グルメも
<米国>
京都などの神社仏閣に興味あり、人とは違う個性ある旅がしたい
<オーストラリア>
体を動かすことが好き(スキー場は大人気)、夏のアウトドアなど


いろいろと勉強になりました。これから大交流時代に入り、ますます国内外の
お客様が静岡県にお見えになります。私たちも「おもてなし」の気持ちが必要
ですね。「観光関係者にお任せ主義」では多くの来訪者が静岡県へのリピーター
にはなってくれないでしょう。県民全体でお客様をもてなしたいですね。


世界共通のおもてなし・・・それは 笑顔 だそうです。

無事卒業しました


足かけ4年間受けてきた富士社会教育センターの「政治選科」。この度無事に
卒業することができました。


政治選科卒業1  政治選科卒業2  卒業証書


2006年の第4期は候補者としてのスキルを学ぶ場として、第5期、6期、7期は
議員としてのスキルアップと見識を深めるため、さらに同じ立場で活躍して
いる議員との交流を通じて他の自治体の現状を知るという貴重な機会を
頂きました。


カリキュラムは地方自治のことに限らず、国政が担当している安全保障や
外交、医療改革、道州制、金融政策等々、全国的にも有名な講師が熱弁を
ふるって下さり、「地方議員たるもの、国の位置づけや方向性も勉強しないと
いかんなぁ~」と思いながら聴講しておりました。


政治大学校の扱いなので毎期ごとレポートの提出が義務付けられているし、
活動報告もしなくてはなりません。年3回、2泊3日の研修はハードでしたが、
充実した4年間でした。


今まで携わって頂いたすべての皆様に感謝申し上げます。これまで勉強
したことを糧にさらに成長できるよう努力します。

県という行政機関の位置づけ

13日から富士社会教育センターの政治専科を受講しています。今回がいよいよ
最終講義。4年間の集大成です。


13日に早稲田大学の有名講師から日本の政治の将来性について講義を受けました。
講師は道州制移行推進派で、基礎自治体(市町村)は現在の1,700を維持し、
県という機関は将来的にはなくなるだろうとのこと。


講義の後に意見交換をする機会があったので次のように質問しました。
①現在の政治は逆三角形。プランニングをする霞ヶ関や永田町ばかり人も財も
 集中し、実行部隊である地方が疲弊している。地方公務員は削減され続け、
 少ない人数の中で精一杯の勤めを果たしているが、国(国家公務員)は
 どうか?国会議員も含め削減されていない。公僕として必死に務めている
 国家公務員もいることは事実であるが、地方ほど身を削っていないのでは?
 にもかかわらず明治維新と変わらない国による地方自治の統治。このままで
 本当によいのか?
 
 国と地方の政治バランスの理想形は「正三角形」。国の機関はコンパクトに
 少数精鋭の専門家集団で「外交」と「防衛」と「立法」のみを担当し、残り
 は地方に財源付きで任せればよいと思うがどうか?


②民主党に足りないのは自らが率先して身を切る(苦労する)姿勢が足りない
 こと。脱官僚依存と謳ったものの、国家公務員は削減したか?国会議員定数
 を削減する姿勢を示しているか?改革の本丸は「国家公務員の改革」。

 民間と同様に能力のある人材は若いうちから登用されるべきであるし、給与
 は国民のためにどのようなサービスを提供できたかという視点から、仕事の
 質で支払われるべき。


③道州制への移行は賛成。但し現在の基礎自治体の「国・県を頼る構図」を
 打開しないとだめ。自らの市町村は自らで守るという首長の強い意志が必要。
 その前に現在の使い道ががちがちに決められている交付金制度をを抜本的
 に見直さないと。
 
 さらに、県は逆三角形から正三角形へ移行する過渡期では必要だが、道州制
 が機能すればいずれ不要と考えるがどうか?


上記3点について、講師からは「現在の政治の問題点を的確に突いた評価である」
とのお言葉を頂きました(一部は賛同しかねるというものもありましたが)。
政権交代後まもない現時点ではすぐに大胆な改革は無理かもしれませんが、国と
地方の関係について、講師とほぼ同じ認識であったことはうれしく思いました。


どの世界でもそうですが理想と現実の二面性がありますよね。今回議論したこと
は理想論であり、実現すれば本当の国民主権となる訳ですが、現実はうまくいき
ません。私も民主党籍をもつ議員の一人ですが、仲間とともに国政や地方行政で
「国民による国民のための政治」の実現のため、自らが行動することに努めたい
と思います。


さて政治選科も15日が卒業式。果たして卒業なるか・・・。また報告します。

週末に聞いた支援者の声

今週末はいろいろな場面での挨拶が多く、忙しく過ごさせて頂きました。


各会場で言われたこと。言葉は違いますが同じ趣旨のご意見でした。


「おい、民主党大丈夫か?もうちっとしっかりしていると思ったがなぁ~」
「小沢さんは降りた方がよい」
「参議院選挙のごたごたは何だ!みっともない」


皆さん、民主党に期待していただけに支持率低下やネガティブ報道に嫌気が
さしていると推察されます。ご迷惑をお掛けしております。


政権交代後初めての予算が可決しました。県予算にも市町予算にも影響が
出ています。この影響はよい方に出ていると確信しておりますが。


いずれにしてもこれから変革の効果がじわじわと出始めます。どうか長い目
で温かく見守ってくださいますようお願いいたします。


参議院選挙は県連は藤本祐司の支援で一致団結しました。変わらぬご支援を
お願いいたします。

入学式に想う


4月6日は各地で入学式がありました。私も地元の富士中学校の入学式に
呼ばれ、県議として父兄の一人として参列して参りました。


今年の新入生は244人。7クラスとなります。静岡式35人学級が確実に進展
しているようで、1クラスは34人、あとの6クラスは35人とのこと。


学年担当の先生も学年主任が1名、各クラスの担任が1名、クラス外指導員
が3名と1学年11名体制。かなりの充実ぶりです。県は中1、中2支援プロ
グラムを強化しており、多感な思春期を迎える中学生を義務教育の現場から
手厚く指導する方針です。「昔はこんなんじゃなかった・・・」と思う反面、
今の子どもたち自身と取り巻く環境の変化に大人たちも柔軟に対応して
いかなくてはならないと感じました。



また子どもたちの体格にも年々変化が・・・。うちの子供も含め極端に
小さい子もいれば、すでに170cmを超える子も。年々この発達の格差が広がって
いる気がしました。


新しい出発の春。私たち大人も新年度のスタートは初心に帰って自分をみつめ
直す良い機会です。私も3年前の同じ時期、桜が咲く頃に議員一年生になり
ました。その頃のフレッシュな気持ちに一旦立ち返り、そして新たな成長の
ために努力していきたいと思った入学式でした。


新エネルギーの視察報告


3月30日から31日まで、伊豆半島にて展開されている新エネルギーの視察に
行ってきました。主催は会派の「グリーンエネルギー政策研究会」で、参加
議員数は12名でした。なお、今回の視察にあたっては東京電力さんに大変
お世話になりました。


最初に向かったのが東伊豆町。風力発電で有名な町です。国からの補助金と
市債+一般会計をつかって3基の風力発電を平成15年に設置。現時点では
採算性が合い、市民にも利益の恩恵が還元されているとのこと。


東伊豆町風車


風力発電は低周波や騒音問題が課題となりますが、東伊豆町は町所有の高台
に設置し、人家からかなり離れているので問題ないとのこと。


但しこちらの風車近辺の住民からは「体調がおかしくなった」「夜眠れない」
などの苦情が出ているとのこと。


谷にある風車


静岡県のガイドラインでは風車は人家から300m以上離すことになっており、
事業者はこれを遵守していますが、住民(といっても別荘に住む人とのこと)
からは体調不良を訴える声が上がっており、夜間は風車を止めるよう要望が
あるそうです。


事業者としては低周波に関する規制が国内外とも存在していないこと、
さらに静岡県のガイドラインを遵守しているので問題ないと言いたいところ
ですが、実際に反対の会まで立ち上がっているので対応に躍起になって
いるそうです。住民と事業者の仲介役が東伊豆町。ご苦労が多いようです。


この近辺である河津町と東伊豆町の山の中に東京電力さんが風車建設を予定
されていますが、こちらは住宅地から1.5kmも離れておりますので低周波
や騒音問題はなさそうですが、景観という観点で地元との丁寧な交渉が
進められているそうです。


新エネルギーは積極的に進めるべきですが、クリアしなくてはならない課題
も山積している実態を勉強できました。


ちなみにこちらは東伊豆町役場の入り口にて。有名なつるし雛の前での一枚
です。


つるし雛の前で




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プロフィール

桜町宏毅

Author:桜町宏毅
静岡県議会議員
1965年9月6日生まれ
A型

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