サクラノタヨリ
県政や県議会で感じたことを書いています

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コンクリートの色


先日県西部の工事現場を視察する機会を頂きました。浜北区選出の同僚
議員、阿部卓也さんの紹介です。


浜松のとある会社の社長より建設業界の実態を把握し、県にも国にも
きちんとした政策提言をしてもらいたいという申し入れから実現した
ものです。


建設業の実態調査


社長の主張は
①公共事業が制限付き指名競争入札であることには異論はないが、
「安かろう/悪かろう」がまかり通っていないか?
 ⇒落札率が70%などという工事は感覚的に「危険」と思う。
  公共工事は入り口(費用・受け入れ企業の選定等)も重要だが、
  やはり完成後の出口の方がもっと大事。


②建設会社も生き残りをかけて必死であるため、工事を手抜きする危険性
 もある。発注側の行政がきちんと工事監督をしているか?
 ⇒受注側はとやかく言われたくないのが本音だが、よい仕事をするため
  にはお役所の厳しい監督も必要。ただし、手抜きや安全配慮違反を
  見逃さない能力をもった職員が現在役所にどれだけいるか・・・?


建設業界は現在大不況の真っ只中。政府方針が「コンクリートから人へ」
ということもあり、10年前から仕事は半減しているが、業者は10%減
であり、仕事の取り合いが過激化しているそうです。


こちらの写真は案内してくれた社長の会社が手掛けた三遠南信高速道路の
走行部分を支える柱(ピアと言います)。注目はコンクリートの表面です。


ピア


今は乾いてしまっていますが、完成時は黒光りして鏡面のようになっている
そうです。同じ仕様で同じ材料を使っても工事に精通し、自信と誇りを持った
業者ならばよい仕事、つまり出口のすばらしい公共事業をやるということ。


ところが安ければ落札しやすいという風潮がある中、新規参入の業者が自信と
誇りもなく、赤字覚悟で入札することが多いそうで、これには老舗の建設会社
としても頭が痛いとのことです。


まずは社長の提言どおり、公共事業の発注者である県や市町が発注事業に
対してどのようなチェックを行っているのか現状を調べてみたいと思います。


貴重な税金を投入しての公共事業なので1円でもコストを下げることは
望ましいことですが、その結果悪い施工となって結果として大損害が発生する
ようでは意味がありません。適正な審査による落札と落札後の監督機能の強化
が重要です。


厳しい建設業界の現場を経験できた視察で、大変勉強になりました。

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今年は回数を増やします

従来から「県政をもっと身近に」をモットーに県政報告会を開催して
きましたが、今年はさらに頻度を上げて開催したいと思っています。


さしあたって6月には2回開催させて頂きました。
6/17(木)には青少年指導委員会伝法地区ブロックの研修にて。青少年指導
委員会は定期的に研修会を開催されていますが、今回は県の教育行政をテーマ
に講演依頼がありました。「静岡県の教育行政について」というテーマは
ちょっと大上段に構えすぎましたが、学校支援地域本部と静岡式35人学級、
学校マネジメントプログラム(教師の負荷を下げる取り組み)の3点と、先に
ブログで紹介した脳脊髄液減少症についてお話をしました。約30人の青少年
指導員の皆さんが集まって下さいました。


伝法ブロック青少年指導員研修


脳脊髄液減少症についてのブログ


続いて後援会主催の県政報告会。毎年地元で開催していますが、今年は
市内各地で開催しようと思い、その1回目を6/18(金)に行いました。


当日は参議院選挙に臨む藤本祐司さんにもお越しいただいて、決意表明を
して頂きました。


私からは工業用水料金徴収方法の見直しに関する件や、富士市議会の皆さん
と議論した富士市の課題について、さらにこの病気のことを知ってもらい
たいという思いから再び脳脊髄液減少症についてお話させてもらいました。


富士市の課題についてのブログ


当日は雨天の中後援会の皆さんだけでなく、連合地協の役員の皆さんも含め
約100名の皆様にお越し頂きました。まさに雨天の友です。有り難いことです。


藤本さん  ラホール県政報告


今後も後援会の皆さんと相談しながら適宜開催して参ります。ご都合の付く
皆様にはまた足を運んでください。私も一生懸命勉強してしっかりとお伝え
して参ります。


家庭内DIG

14日の夕方、富士北地区を対象とした富士市防災マップの説明会が
富士北まちづくりセンターで行われ、議員というより区民の一人と
して参加しました。


富士市では平成22年3月に防災マップを更新しました。今までは
1枚のマップに市内全域の広域非難場所や土砂災害計画区域、地震に
よる津波で浸水するエリアなどを落とし込んでいましたが、富士川町
との合併を契機に、より詳しい防災マップと地震や大雨による被害
想定や日頃からの備えについて詳しく記載した冊子を発行しました。


非常に精度がよく、日頃の備えもわかりやすいので大変有効な防災
マップに仕上がっていると思います。


説明会の中で「家庭内DIG」の紹介がありました。


家庭内DIGとは県が取り組んでいる「地震が起きても我が家で安心
して暮らせる家づくり」のために考案されたツールで、いわゆる「家庭
内危険箇所マップ」です。


企業では通勤経路上の危険箇所を「交通ヒヤリマップ」として自らが
作成し事故防止につなげていますが、これを応用し地震発生時の家庭内
の危険箇所をあらかじめ家族と相談して想定しておき、事前に手が打てる
ものはやっておくというもの。


2月定例会で同僚議員が質問した時の県の答弁が参考になりますので
ホームページのアドレスを添付いたします。


家庭内DIGに関する県当局の答弁


皆さんのご家庭でも一度この家庭内DIGをやってみてはいかがで
しょうか。地震はいつ発生するかわかりません。日頃の備えによってまず
は自らの命を守りましょう。

菅新総理に期待

ご承知の通り、昨日菅内閣の組閣が行われました。細野氏は引き続き党務を
担当されるそうですが、幹事長代理という要職であり昇格されました。


この1ヶ月間、どこ行っても民主党に対する批判ばかりでこちらも平謝り・・・。
つらい日々でしたが、支持率も回復傾向にありありがたいことです。


そんな中、また静岡県が注目されています。民主党として参議院議員選挙に
複数候補者を出したところの代表として報道されています。


県連会長も「なんとか一本化を!」と新選挙対策委員長に直訴されていますが、
党本部の判断は如何なるものか・・・。注目です。


民主党にとって2回目の失敗は許されません。それこそ野党が噛みついている
「表紙の付け替え」「選挙対策内閣」になってはいけないからです。


菅総理になって支持率がV字回復したのはやはり民主党でないと改革ができない
と思っている国民の皆さんが多いということではないかと思います。


菅政権と鳩山政権や自民党政権と異なる点は
①自民党に籍を置いていない閣僚がほとんどであること
②世襲制で政治家になった議員が大臣などに国の要職に就いていないこと
この2点は期待できる点ではないでしょうか。


経済成長と財政再建には長けている菅総理。地方分権(地域主権)にも積極的と
聞きます。課題山積ですが、本当の改革を断行できる可能性が十二分にあると
思います。


いずれ来る地方分権(地域主権)の時代に備え、地方議会もその受け皿になる
ためのレベルアップが必要。その渦中で頑張りたいと思います。


ちなみに・・・
総理になる前の菅さんに2度お会いしたことがあります。
一度は候補者時代、細野さんを訪ねてきた時富士市内で。
二度目は川勝知事の選挙で三島に応援に来て下さったとき、新幹線のホームから
会場までエスコートしました。


帰りの新幹線の時間まで三島駅の貴賓室で待機されましたが、そのときはテレビで
ゴルフをやっていて菅さんが石川遼くんのスイングをべた褒めしていたことが
印象的でした。(これから忙しくなるから無理だろうなぁ~)

脳脊髄液減少症ってご存知ですか

「脳脊髄液減少症」という病気をご存知ですか?


交通事故による鞭打ちやスポーツなどで激しい衝突があった場合、ある
いは日常生活でも転倒や転落でもなりうる病気です。


脳や脊髄を覆っている無色透明の脳脊髄液が激しい外傷によって体内に
漏れ出し、脳の位置が下がることによって頭痛やめまい、吐き気などの
症状が出るとのこと。


治療方法としてはMRIなどによって髄液がもれているところを確認し、
患者自身の血液を漏れているところに注射、血液の凝固作用によって
自然と漏れているところが塞がれることによって髄液が増え、脳の位置が
適正な場所に落ち着くと何事もなかったように正常な生活に戻れるという
ことです。



富士市の課題を共有


6月2日、富士市議会議長である小長井義正議員より富士市選出の県議団に
申し入れがあり、市議会と県議団との間で県事業に関する意見交換会が
富士市役所で開催されました。出席者は富士市議会側が正副議長+常任委員会
委員長4名で、県議側は野沢氏を除く4名。マスコミも含め傍聴者も数人
いらっしゃいました。
(写真は逆光になってしまい、わかりずらくてすみません)


この会議は意外なことに前年度初めて開催され、今回で2回目。もっと頻繁に
あってもよさそうなものですが・・・。


富士市議長1  富士市議長2
  

課題として提示されたものは
(1)富士市から無償提供されている富士山こどもの国の未開発部分の進捗
(2)東部に医科系大学を誘致する県の取り組み
(3)田子の浦港の整備に関する富士市負担額の軽減について
(4)本市場-大渕線の進捗状況について
(5)その他


(1)は計画の半分弱しか供用されていないものの、今後計画通り予算の手当
をした場合には200億円以上の財源が必要になることを報告。であれば富士市の
財産の活用という観点から返却も含め、無償提供は再検討の必要があるという
共通認識となりました。


(2)は知事がいかにも沼津や三島に誘致したいとの発言を繰り返しています
が、富士市も連合区長会を中心に誘致活動を活発化させており、その成り行き
を注視していくことに。ただ、医大を誘致するには相当高いハードル(来て
くれる大学の確定、文科省の許可、医師会との調整、指導医の確保等々)が
そびえていることを伝えました。


(3)は田子の浦港の宿命として潤井川と沼川から土砂が流入していることを
踏まえ、維持浚渫経費で富士市には約1億円の経費負担をお願いしたいという
県の考えを伝えました。ただ、県は県事業の市町負担の軽減を打ち出しており、
岸壁の整備や港湾周囲の道路維持、土砂の野積み場の維持整備に関する経費は
今後請求しない方針となっています。


(4)はピアゴ~弥生線まではすでに橋を含めて設計が終わっていること、
弥生線~大月線は一部土地収用のお願いをしている個所があり、今年は重点的
に用地交渉に入ること、大月線~第二東名までは事業の分担(市か県か)の
調整が引き続き必要、といった報告をいたしました。


議会間で富士市の課題を認識し合うことは大変重要であり、有意義な意見交換で
あったと思います。今後は県の立場から富士市に提案したいことなどをテーマに
開催頻度を増やすことを確認し合いお開きとなりました。

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桜町宏毅

Author:桜町宏毅
静岡県議会議員
1965年9月6日生まれ
A型

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