サクラノタヨリ
県政や県議会で感じたことを書いています

再生可能エネルギーのこれから

この前の視察報告の続きです。今回は中部国際空港近くにある「あいち
臨空新エネルギーパーク」の紹介です。


看板 集合



こちらは愛・地球博で展示した環境関係の資材をそのまま活用し、今後
のエネルギー源を研究している施設で、愛知県が無償で土地を提供し、
環境産業企業がデータ取りなどをしています。


小型風力発電。羽のサイズ2mが最も発電に効果的だそうで、太陽光発電
とのセットで、住宅用の発電が賄えることが期待されます。
fuusya


縦型で両面で発電する太陽光パネル。雪国などで活躍しそうですが、まだ
一般家庭で購入できる金額ではないとか。再生エネルギーはコストがかかり
ます。
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こちらは太陽光パネルの研究事例。左はパネルが熱くならないように(熱く
なると発電効率が落ちます)、保水セラミックスで冷やしている様子。
右は逆に裏から熱してみて、どれだけ効率が落ちるか実験していました。
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自動追尾型の太陽光発電レンズ。レンズを通して太陽の光を集めると黒いところ
が燃え出すという現象を利用し、多くのレンズを並べて光を集めて発電すると
いう優れもの。さらに太陽を常に正面に受けるよう、自動追尾しています。
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未来の発電方法について学ぶよい機会となりました。本県にもこのうちの数社
でよいから、進出してもらい、実験などをしてもらえるとうれしいのですが。
愛知県は環境先進県という称号を得ている気がしました。静岡県はまだまだ
甘いです。
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視察報告2件(会派)

11月7,8日で愛知県と三重県に視察に行ってきました。愛知県は新エネ
を中心とした内容、三重県は議会改革に関して。


写真は中部電力武豊火力発電所内のメガソーラー発電。発電出力は7,500KW
で、1年間の発電量は730万kw/h。ちなみに対岸にある碧南火力発電所は
8時間で800万kw/h、浜岡原発5号機では6時間で830万kw/hだそうです。桁が
1年か数時間か。太陽光発電はクリーンで安全な発電方法ですが、安定して
私たちの生活と経済活動を支えるに足りる発電量になるまでは、まだまだ時間が
かかります。


2 taketoyo


昭和47年稼働の武豊火力発電所の全景。40年経過した2号機は人間でいえば
米寿(88歳)か卒寿(90歳)くらいで、中部電力の最後の砦だそうです。

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写真はオペレーションルーム。発電所のオペレーションルームで記念撮影など
あり得ない話ですが、こちらは大丈夫だそうです。すでに40年以上経過した
レトロな装置を盗み見して何かに活用しようとする輩はいないそうです。


車でたとえれば、原発や最新火力発電機はオートマチック車で、この発電機
はマニュアル車。エンジンルーム内も簡潔だけど、ベテラン運転員でないと
運転操作ができないとのこと。2号機専門の運転員が定年退職すると、はい
おしまいという具合です。

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火力発電も原発も化石燃料で動かします。その化石燃料は長くて石炭が後
100年で枯渇すると言われています。自然エネルギーへのシフトは不可欠
ですが、火力発電所はCO2を放出するし、燃料となる原油やLPGガスが
高いので電気代が跳ね上がります。一方原発は福島第一の事故以降、安全性
の絶対確保が不可欠です。


そこで水力や再生エネルギーの出番となる訳ですが、この方法ではとても
今の社会生活は維持できません。すべての国民が高度成長期前の生活に
戻ってもよい、さらにこのままずっと続けてよいというのであれば、火力
発電も原発もいらないでしょう。現実的な話ではありません。


再生可能エネルギーの発電効率が上がるまで、私たちは省エネに一層取り組む
とともに、将来の子供たちが安心して暮らせるエネルギー政策に真剣に取り
組む必要を感じました。




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桜町宏毅

Author:桜町宏毅
静岡県議会議員
1965年9月6日生まれ
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