建設中の県事業である「伝法沢川調整地」の現地視察を行いました。
千代田町は伝法沢川が小潤井川に合流する周辺にあり、大雨時には
上流部から集まってきた水で伝法沢川の許容水量を超えると周辺が
冠水する被害が度々発生しており、地元からは上流部にため池の設置
が要望されておりました。
私の前任者である長崎国男元県議が現職時代に調整地の必要性を訴え、
県が事業に乗り出したのが10年前。ようやく今年の台風シーズン前には
完成する運びとなりました。
伝法沢川流域にお住まいの皆さんは、大雨が降るたびに「また水に浸かる
のでは」と心配されていましたが、これでその可能性はかなり低くなると見込
まれます。
合わせて、富士農林事務所が所管する小潤井川支川の清水川に樋門を設置し、
大量の雨水が小潤井川に流れ込まないような対策も進められております
(タカラパチンコの北側)。
県民の生命と財産を守る行政の使命の一つがようやく形になりつつあります。
地元町内会の役員の皆さんも安心された様子で、現地をお見せしてよかったと
実感しました。





