サクラノタヨリ
県政や県議会で感じたことを書いています

県の姿勢が試されます

いよいよ明日、空港の立ち木問題を審議する臨時議会が開催されます。


会期は1日。議題は滑走路短縮に伴う航空灯火と滑走路標識等の追加工事に伴う
補正予算(1.1億円)を了承するか否かです。


各会派(無所属は各議員)による代表質問終了後、常任委員会(企画空港・総務)が
その日のうちに開催され、委員長報告の後討論を行い採決という段取り。終了予定
時間は22時05分とのこと。長い一日になりそうです。


そもそもこれだけ重要な議題に対して会期が1日では十分とは言えません。できるだけ
早いうちに補正予算を通し、滑走路短縮に伴う追加工事を行いたいという当局の要望
を踏まえた会期設定であると思われます。


正直申し上げて私たち県議会議員は新聞報道以上の詳細を聞かされていません。
何が真実で県の今までの言動が正しかったのかは明日の臨時議会で明らかになる
ことでしょう。


本当に3月開港はできないのでしょうか。地権者は県の姿勢次第では伐採にも応じる
と報道されています。滑走路短縮ありきで事を進めようとしている県の姿勢には疑問を
感じます。


追加工事にも税金が投入されますし、もし永続的に2,200m滑走路空港となれば国から
交付金の返還(数十億と言われています)も求められます。これも県民の税金が充当
されるのです。


県の誠意ある対応によって事態が良い方向に急転することも可能と言われています。
県民の県および県議会に対する不信感が増幅している今、地権者への誠意ある対応
を何よりも優先させ、当初予定通りの3月開港に全精力をつぎ込むべきと考えます。


採決は今まで経験した中でも最も重要な場面になると思われます。74人のうちの1人
でありますが、会派の一員でもありますので会派決定には従いますが、会派内の活発な
論議結果をもって慎重に判断したいと思います。


今こそ「会派平成21」の存在感を示す時と思います。会派ホームページのトップには
「県民本位の議会運営を目指す政策集団」と書かれているのですから。


平成21ホームページのアドレス


明日の静岡県議会にぜひご注目ください。

新富士市の誕生

11月1日。富士市と富士川町が正式に合併しました。

新富士市誕生式典

新しい富士市は26万都市となり、浜松市、静岡市についで県内3番目の大都市と
なりました。

写真は坪内前富士川町長。合併にあたっての功績が認められ、総務大臣より表彰状
が授与されました。

坪内町長


ところで、最初の写真にご注目。ちょっと切れていますが看板には「富士市合併祈念
式典」と記載されています。


もちろん富士市主催の式典であるため、富士市中心の表題であってもおかしくないの
ですが、せっかく富士川町と合併して新しい富士市が誕生したんだから「新富士市
誕生記念式典」という表題の方が適していたのではないかと感じました。


また式典には坪内前町長の挨拶はなし。合併に至るまでの苦労話などを聞きた
かったのは私だけではないと思います。ちょっと残念な気がました。


式典の後には富士市と旧富士川町の中高生による記念演奏会が行われました。
これからの富士市の主役である子どもたち中心の演奏会が挙行されたことは富士市
の新しい門出を祝うにふさわしい演奏会であり感動しました。


演奏してくれた子どもたちのためにも、私は県議の立場で明るい未来を感じられる
富士市にとなるよう努力していかなくてはならないと決意を新たにした1日でした。

想像できない損害額


ご存知の方がほとんどだと思いますが富士山静岡空港の開港延期が決定
しました。本日(29日)県議会では全員協議会が開催され、石川知事より
正式な説明がありました。


空港西側末端から西側1,400mのところに、飛行機が安全に飛行できるように確保
しなくてはならない「制限表面部」に引っかかる立ち木が54本。さらに北東に49本、
50本、そして近隣の土地においても引っかかるところが判明しました。


「なぜここまで来てこんなことが・・・」と思われる方が多いと思います。本日の知事の
説明では原因は3つ。
1つは平成15年当時、該当土地の地権者が空港建設に反対であったため空からの
航空レーザー測量しか測量の手段がなく、測量の誤差が生じたため。


2つ目は立ち木の生長。3つ目は図面作成時の誤り。測量会社から図面製作会社へ
データ転送する際、誤って古いデータを渡したとか。


なぜここまで公表が遅れたのか。石川知事は「(空港そのものの)事業認定の裁判で
被告である国への影響があると判断し、これに留意した。さらに立ち木の地権者との
協議に影響があると判断したため。」と説明しました。


空港建設費用の総額は1,900億円と言われており、このうち国は空港本体の450億円
の1/2(225億円)を負担しています。残りは県民から頂いた貴重な税金。なのに国に
気を遣って一番最初に報告しなくてはいけない県民には内緒にしておいたとは・・・。
情けない限りです。


県では立ち木の除去のため地権者と誠心誠意交渉するとしていますが、立ち木が
あっても飛行できるよう滑走路を300m短くする案で1日でも早い開港を目指します。これ
に伴う費用は約1.1億円。これまた県民の税金です。


それにしてもどれだけの損害が発生するのか、見当もつきません。産業界、旅行会社、
修学旅行で利用しようとしていた学校関係者、航空会社、就航先のお客様、そして
県民の皆さん。迷惑を被る人数たるや大変な数です。


あきれるのはそれなりの立場にいる方がマスコミのインタビューに対し「たった3ヶ月
遅れるだけじゃないですか?」と発言する無神経さ。事の重大さがわかっていません。


さらに心配なのは「日本の真ん中に空港が必要か?」→「空の玄関として空港を利活用
しよう」という流れになってきた県民の皆さんの感情がまた逆戻りしてしまうこと。
県当局は空港延期で発生する金額的な損害だけでなく、県民の皆さんのモチベーション
の低下まで考慮しなくてはなりません。


最も危惧すべき問題は県政全般に対する県民の信頼が失墜してしまったことかも
しれません。空港は県にとってよくも悪くも象徴的な事業です。それがこの有様。県政に
携わる者、そしてこの失態をチェックしきれなかった県議会議員も相当な覚悟で県民の
信頼を得るための努力をしていかなくてはならないと思います。空港事業を成功させる
ための大きな試練が訪れました。

静岡県は環境対策日本一?

10月22日から24日まで県民委員会で九州(長崎・佐賀・福岡)を視察しました。


主なテーマは「新エネルギー」。特に佐賀県は「太陽光発電トップランナー事業」
を展開しており、その状況を伺ってきました。


佐賀県は住宅用太陽光発電装置設置率日本一であり、自他ともに認める
「環境先進県」です。特徴は2つ。1つは住宅用太陽光パネルで発電した電力を
環境付加価値と捉え、1kWhあたり40円で県が買い取る制度(上限73,600円)。


もう1つが太陽光パネルを設置する際の県としての助成。太陽電池最大出力1kW
あたり15,000円で上限60,000円。買取りと設置助成で年間9,000万円の予算を
組んでいました。制度の普及が最大の課題であるとのこと。 


率先垂範の意味から県庁本館屋上にも太陽光パネルを敷き詰めていましたが、
県庁内で使うわずか2%の電力にしかならないそうです。

佐賀県庁屋上

 
パネル設置時の助成額は富士市の方が勝ります(1kWあたり50,000円、上限200,000円)。
しかし肝心なのは佐賀県は県がリーダーシップを発揮していること。


新エネルギーの中でもっとも普及しており国民が参画しやすいのは太陽光発電です。
国の助成制度も復活しそうな気配の中で「環境対策日本一」を目指す静岡県が
「市が町が独自に助成しているから」という理由で独自の取り組みをしないのは残念
です。必要性を根気よく訴えていきます。

新道町のハッピ

10月26日は地元富士北地区のふれあい祭りが開催されました。
例年中島新道町のSクラブのメンバーと一緒に焼き鳥を売りますが、今年は新道町
のハッピを貸与されました。うれしさのあまり町内の皆さんと1枚・・・。

富士北ふれあい祭り


1,800本の焼き鳥が午前中で売り切れるほどの盛況ぶり。7回目を迎える祭りも毎年
大勢の人で賑わいます。地元でお世話になっている以上、このお祭りにはこれから
先も何らかの形で参加したいと思っています。


今日は秋祭りが市内各地で行われ、うちのHだけでなくSさんも積極的に回っていた
ようです。


候補者はいつ選挙があってもいいように必死に活動していますが決定権者はうわ
の空・・・。せっかく手に入れた椅子に座り続けたいのでしょう。解散が先送りされ
ればどんどん不利になることは明白なのに。もし気づいていないなら本当に大物か、
単なるお坊ちゃん?


「まずは経済だ!」とおっしゃっておりますが、新しい政権に託した方がこの国にとって
絶対にプラスになるはず。民意の大半もそれを願っていると思うのですが・・・。


いずれにしてもこんなにやきもきする選挙は初めてです。

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プロフィール

Author:桜町宏毅
静岡県議会議員
1965年9月6日生まれ
A型

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